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あなたのその体のトラブル、実は「原始反射」にあるのかも!?

最近、ちょっとだけ、本当〜にほんのちょこっとだけかじっている分野です。

通常、乳幼児だけに見られ、成長とともに消えていくはずの「原始反射」というものが
実は成人にも残っている(!!)という、発達系・教育系のお話です。

以下はサイトからの丸々引用になります。
http://genshihansha.jp/genshihansha

ご質問があっても、現時点では一切お答えできませんので、予めご了承ください。

要はですね、、、、
あなたの苦手な動作、所作、スポーツ競技の特性の向き不向き、
体の何気ないトラブル、病院で治療しても治りにくい症状などが
実はこの「原始反射」にある可能性が高い。
決して乳幼児、小児だけの問題ではなく、大人も知らず知らず抱えている、脳の奥底に横たわっている問題。
そういうお話です。

そこを私なりにお伝えできれば、と思います。
改善方法などは今後勉強していきますので、よろしくお願いします。

各反射にチェック項目がありますので、ご覧になってください。

中医学的な診かたでは、気虚・気滞・肝火上炎 につながりますし
スポーツでは、バク転が苦手・走る動作がぎこちない、頻繁に捻挫するということもありますし
治療分野では、やたらに肩が凝る・常に腰が痛いということもあります。

視点を変えるきっかけになれば幸いです。


<以下転用>
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胎児が生き残り、成長するために子宮内で現れる「反射的(自動的)な動き」です。
脳幹によってコントロールされています。
出生するプロセスに必要で赤ん坊の初期の発達に重要です。
一つの反射が出現→発達→統合(卒業)してまた次に必要な反射が出現する、といったようにドミノ倒しのように順番に、連続的に現れます。
臨界期の子どもが、生き残るために大切な役割を果たします。
※臨界期とは、生後初期のある期間で、神経が集中的に作られたり、回路の組み換えが盛んに行われたりする、特に感性豊かな時期です。

反射を統合(卒業)して中枢神経系が発達すると、
より高次の脳(大脳)によって、その働きは抑制されていきます。

反射を保持したままでいること自体は、病気でも症状でもありませんが、
それによって、本人が生きづらさやお困り感を持っている場合、
その統合を扱うことは、全く新しい解決になります。


 
【恐怖麻痺反射】Fear Paralysis Reflex(FPR)
 
この反射の保持によって、「引っ込み」の癖をもったり、新しい状況で無口になったり、
決められた予定が変わったときの「恐れ」など特徴が見られます。

「引っ込み」というのは、静かになる、というだけではなくて、
時に金切り声をあげるような反応になることもあります。
 
また、恐怖麻痺反射(FPR)の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

ストレス耐性が低い
肌、音、視覚的な変化などへの感覚過敏
状況が変わったり、驚くような出来事が嫌い
柔軟に対応できない
疲れやすい
すぐに息をつめる(止める)
人前で恥をかくような状況が怖い
自己信頼、肯定感が低い
愛情を受け取るのも表現するのも苦手
(本当は好きなのに、「嫌い!」というなど)
自己否定が強い
極度な恐れ、被害的な妄想
新しい活動を嫌う、特に誰かと比較されたり、優劣が出るような活動
かんしゃくをおこす
ストレス状況で固まる(考えることと動くことが同時にできない)
 


【モロー反射】Moro Reflex
 
新生児のときには、自分の周囲の状況が危険かどうかを理性的に判断するための脳はまだ発達していません。
そのために、危険かどうかを理性的に判断できなくても、その可能性のほとんどの状況に対応できるように、
無意識的(反射的)に「全ての出来事に一つの反射」で身体とホルモンが対応します。
 
その一つがモロー反射です。
モロー反射は、赤ちゃんのいろんな感覚にやってくる大きな刺激によって、引き起こされます。
例えば、大きな音、明るい光、突然荒っぽく触れること、赤ちゃんの身体が突然傾いたり、
落とされたりするようなバランスを崩す刺激、などです。

モロー反射は、副腎により引き起こされる、最も初期の「闘争・逃避(闘うか逃げるか)反応」です。
この反応によって、「攻撃するか、走って逃げるか」の身体的な準備を行い、
もしモロー反射が統合されていないと、「活動過多(ハイパーアクティビティ)」を引き起こします。

副腎は私たちの免疫系システムの中で大きな割合をしめています。
モロー反射によって副腎のスイッチが入りっぱなしになることにより、結果的に、副腎疲労症候群に伴うぜんそく、アレルギー、その他の慢性的な病気を引き起こす可能性があります。
また、モロー反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

突然の音、光、刺激による感覚過敏反応
新しい状況や活動への参加対応が難しい
衝動的な振る舞い
被転導性(思考や注意がそれやすい)
不安、特に予期不安(未来への不安)
感情的、社会的な未熟さ
偏食、食品添加物への過敏
活動過多(ハイパーアクティビティ)
ADHD
副腎疲労症候群、アレルギー、喘息、慢性的な病気
 

 
【吸綴反射】Juvenile Suck Reflex

唇の辺りを触れたり、刺激されると、舌を出しておっぱいを吸うような仕草をします。
吸綴反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

言葉や発音の問題
飲み込んだり、噛んだりすることが困難
話しながら同時に手作業することが困難
書くときに頻繁に舌や口が動く
噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用
不正咬合Class II (下顎が奥に入っている:受け口の反対)
 

 
【探索反射】Rooting Reflex
 
軽く頬に触ったり、唇の端が刺激されると、赤ちゃんは刺激された方に顔を向け、
吸うための準備として舌を舐めずるように出します。

この反射は、お母さんのおっぱいを吸うための助けになります。
探索反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

口周りの感覚過敏
舌が前に突きだしている
口から食べ物をこぼす、たらす
話すことの問題
噛んだり、話したりするときに、特に手が不器用
ホルモンバランスが悪い

 
【パーマー反射】Palmer Reflex
 
通常、乳幼児はパーマー反射が活性化されています。
パーマー反射は手のひらに何かが触れると、3本の指が手のひらを握るように動きます。

この反射は将来ものを「握る(親指と他の指で物を持つため)」ために統合される必要があります。
もし、この反射が保持されたままになると、文字を書き写すことが苦手になるだけでなく、アイデアを思いつきそれを書き記すといった大切な能力に影響が出ます。

パーマー反射が保持されていると、指や手先だけを動かすような動きの最中に、他の全身の筋肉の働きが弱くなる傾向があります。
例えば、ピアノを演奏したり、プラモデルをつくったりようなときに元気がなくなるような感じがあるかもしれません。
パーマー反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

微細運動能力に欠如(手先が不器用)
不適切な鉛筆握りや手書き能力の不足
ピアノをひいたり、手作業するときに姿勢が崩れる
アイデアを紙に書き出すことが難しい(処理に時間が掛かる)
机やパソコンで作業するとき、姿勢が悪いか、背中に痛みが出る。


 
【足底反射】Infant Plantar Reflex / Babinski Reflex
 
足底反射には新生児プランター反射とバビンスキー反射があります。
パーマー反射と反応が似ていて、足の内側に触ったときに、まるで、触ったものを掴むかのように、つま先が屈曲するか、内側に巻いたようになります。
もしくは、親指が反ったり、足指が開いたりします。
 
足底反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

歩き方がぎこちない
走り方が引き用
バランスが良くない
靴をはくときに指が巻いているので、靴の脱ぎ履きを学ぶのが困難
走りながらバランスや身体協調性がいるスポーツが困難
(サッカーなど)
歩行や立っているときに、腰に痛みを持ちやすい
むこうずねが痛い、硬い
ねんざがクセになりやすい
暗いところで歩くのが難しい(視覚がバランスをとることの助けになりにくい)


 
【脊髄ガラント/ペレーズ反射】Spinal-Galant/Perez Reflex
 
脊髄ガラント反射は、新生児のとき、腰のあたりの脊椎の片側をなでることで、
同じ方のおしり持ち上がったり、同じ側の脊柱が屈曲する反射です。
赤ちゃんが産道を通るときにおしりが動くことで進むことができるように、誕生のプロセスを助けるために存在しています。
(脊髄ペレーズ反射は脊柱上部にあります)

この反射を保持しているとき、脊柱の両側への刺激によって引き起こされる反応の一つが「排尿」「排便」です。
脊髄ガラント反射や脊髄ペレーズ反射を保持していると、学校の椅子の背もたれに触れるような軽い接触によって、いつも自分では意識しないでごそごそと動いていたり、腰のあたりがもぞもぞします。
(布団の)シーツの刺激によって、排尿反射を引き起こしますので、トイレトレーニングのあとでも、おもらしする原因になることがあります。
 
脊髄反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

じっと座る能力(もぞもぞ、たえず身体を動かしている「そわそわ落ち着きのない子ども」)
注意と集中に問題
ぎこちない歩様
膀胱コントロール(寝小便が一般的にみられる)
脊柱側弯症の発展要因
物を操作するときの不器用さ
運動やスポーツにおける身体柔軟性や機敏さへの影響
腰痛や背中の緊張

 
【緊張性迷路反射】Tonic Labyrinthine Reflex(TLR)
 
TLRの発達は、前庭系システム(バランス感覚と空間の位置感覚を司る)と他の感覚(視覚や固有受容など)が、
チームでバランスを取るために必要です。
 
TLRを保持したままの子どもは、真っすぐと立つこと、安全に歩くことなどの歩き始める時に必要な能力を習得していません。
また空間把握、距離感、深さやスピードなどを掴むのが難しいかもしれませんので、
黒板の文字が飛び出して見えたり、ボールを受け取るのが難しかったりします。

TLRを統合することにより、大きく3つのことに進歩がみられます。
一つに、机に突っ伏して座る、頬杖をつくようなコトを止める手助けになります。

次に、机で作業するときに集中力が高くなります。
そして、運動や走るときなどの、ぎこちない体の動きが改善されて、全身協調を高めて動くコトを助け、
より効率的に動けるようになります。

TLRの統合によりこういったことに進歩が見られると、
運動やスポーツの記録においても自己ベストを更新するようなことは良く起こります。

緊張性迷路反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

へなへな、ふらふらしている
バランス感覚が良くない
動きがぎこちない
でんぐり返しが綺麗にできない
姿勢良く座れない
方向・空間感覚をつかみにくい
(ボールの受け取り、黒板の文字) 
視覚の問題(字が飛び出して見えるなど)
空間、距離、奥行きやスピード感がつかみにくい
全身運動の協調性が低い
机で学ぶときに、読むことを嫌がる、疲れる
机の前で正しい姿勢を維持することが困難
本来持っている能力ほどにスポーツのパフォーマンス(成果)が上がらない
 


【非対称性緊張性頸反射】Asymmetrical Tonic Neck Reflex(ATNR)
 
非対称性緊張性頸反射は、赤ちゃんの頭を左右の一方に向けると、同じ側の腕と足が真っ直ぐに伸び、
反対側の腕と足は内側に曲がるように入り込む反射です。
生まれたときには完全に存在(保持)している必要があり、赤ちゃんが自分自身で動いて産道を通ることを手助けします。
ATNRは、腕と頭が関連して動きます。

この「腕=触覚」と「頭=視覚」との関連した動きによって、赤ちゃんは距離感覚を確立し、自らの手と目の協調性を育てます。
この反射が、本来の時期を超えて保持された場合、腕と目(頭)が一緒に動いてしまうので、
例えば、黒板を見上げて手元のノートに文字を書く、というようなことが難しくなります。

また、頭を左右のどちらか一方に回すと同じ側の腕や足も同じ方に開くため、バランスや楽に歩くことを妨げます。
サッカーのような球技にもその影響は及びます。
ATNRを保持したままだと、手を見たときに自分の意識とは関係なく他の筋肉の働きを弱くしてしまうので、
キャッチボールや様々なスポーツ活動の能力に影響を及ぼします。
生まれて間もなくの期間は(正常に)ATNRが働いているので、赤ちゃんが注意をひかれるようなものに何にでも視点が集中します。

このように生まれて間もなくは必要なATNRが、その後も保持されることになれば、大人でも子どもも、自分が注意を向けたいもの以外へ目が移りやすく、気が散りやすくなりえるのです。(それが原因となりでADHDなどの診断に出会います)
非対称性緊張性反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

手と目の協調の困難
文字を書くのが苦手、遅い
ぎこちない鉛筆の握り
黒板の文字を写すのが難しい
読んでいる文字や列をすぐ見失う
(どこを読んでいたかわからなくなる) 
キャッチボールが難しい
正中線をまたぐのが難しい
(例えば、右利きの場合、ノートの左側に書くのが困難) 
視覚トラッキングの発達を妨げる
(トラッキングは、読んだり・書いたりするときに必要な目の動きのこと)
バランス感覚が阻害される
体の左右を別々に動かすことが難しい
利き手・目・耳が確立しない(学習に大きな問題がでます)
距離の認識が難しい
スポーツ全般が苦手
大人の場合、慢性の肩こりや首の問題を持つ

 
【対称性緊張性頸反射】Symmetrical Tonic Neck Reflex(STNR)

STNRは、生後8~11ヶ月の発達過程で見られる反射です。
「はいはい」への踏み台となる重要な反射です。(脊髄ガラント反射もこのカテゴリーに入ります。)

STNRを保持していると、手と目の協調に問題が出たり、猿のような歩き方になったり(肩を丸めて、前かがみになる)、背中の筋肉の緊張度をさげたりして、机に座るときには突っ伏したり、すぐに頬杖をついたりする様子が見られます。
 
対称性緊張性反射の保持によって、下記のような兆候に結びつくことがあります。

赤ちゃんのはいはい時期が通常より遅れる
手と目の協調の困難
猿のような歩き方
筋緊張が低い(特に背筋)ために、机ででの姿勢が悪かったり、机に倒れこむ
手元から黒板のように遠くに視点を動かす動作で目が疲れやすい
黒板の文字を写すのに時間がかかったり、情報の見落としが多い
 

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