東西線落合駅からアクセス便利

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「東京メトロ1日乗車券」での移動はいかが?

「東京メトロ1日乗車券」というのをご存じですか?
 
600円を支払うと、
メトロの全路線(東西線・有楽町線・丸ノ内線・銀座線・南北線・副都心線・日比谷線・千代田線・半蔵門線)が乗り放題になるため、往復+ちょっとした移動をすれば元が取れる、
というお得なチケットです。
 
気分転換に「普段だったら絶対に行かない駅」に行くのにも使えます。
「何だそれ???」と思うかもしれませんが、これ、意外と楽しいんですよ♪
 
先日、この「メトロ1日乗車券」を利用して、
「普段だったら絶対に行かない駅」に行ってみました。
 
どこかって? それは丸ノ内線の方南町駅です。
 
丸ノ内線というのは、基本的には池袋 ⇔ 新宿・荻窪 を走るのが本路線なのですが
中野坂上駅から車両基地がある中野富士見町駅に至る支線があるのです。
 
私の子供時代には、この支線だけを走る特別な車両が存在していたので、
何だか特別な思いを抱いていたものです。
 
現在は本線と同じ車両を使っているので、車両自体は面白くはないのですが、
終点の方南町駅というのが実に面白い。
 
都会のど真ん中にある現役の駅にも関わらず、「鉄道遺産」的な風合いがあります。
 
2015年現在、池袋・新宿から来る列車はこの方南町駅まで直通では来られません。
ホームが短いために、3両編成の列車しか止まれないのです。
なので、昭和から平成にかけての時代の移り変わりに取り残された、独特の雰囲気があります。
 
コンクリート製の、やたらというかむやみに高く、歴史を感じさせる天井であったり、
ホームの上には昭和の雰囲気が漂う扇風機があったりします。
終点なので当たり前ですが車両止めが存在します。
 
転落防止用のホームドアが取り付けられる前に来てみたかったです。。
 
地上に上がるには階段しかなく、エスカレーターもエレベーターもないので、地元の有志の方が
ベビーカーなどを持ってあげる、足の不自由な方を背負ってあげる
などといった事が行われた時もあるそうです。
 
今年度末から、改良工事が行われ、
ホームが延長されて6両編成の車両も止まれるので、池袋・新宿から直通で来られるようになり、
エレベーターが作られるそうなので、これらの光景も今年で見納めになるようです。
 
バリアフリーが当たり前の昨今を考えれば当然の処置とはいえ、少々寂しい気持ちもあります・・
 
その代わりといってはなんですが、駅の外には全く何もありませんけどね。。。。
 
そもそもこの方南町という駅は、
近くの某宗教団体が中野富士見町から無理矢理延伸させて作らせたという説もあるとかないとか。
それくらい周囲には何も無いです。
 
改札の外に出なくてもいいので「東京メトロ1日乗車券」を使わなくても堪能できます。
 
ご興味のある方は行ってみてはいかがでしょう?
新宿駅から15分で行けます。
 
 
このように、地下鉄の中で昭和の雰囲気を漂わせてる駅は数駅あって、
そのうちの1つが落合駅だそうです。(笑)
 
確かに。(笑)
 
落合駅にも今月末についにホームと改札を結ぶエレベータが完成します。
ようやくバリアフリーになります。

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