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10月上旬に行われていた体操世界選手権を見ていて感じた事

先日まで北京にて体操世界選手権が行われていました。
 
実は私、中学時代に器械体操部に所属していました。
 
床(=マット)と跳馬(=跳び箱)は得意だったのですが
鉄棒が苦手だったために、試合/大会に出られるレベルではありませんでした。
 
テレビなどで見ていると年々技が高度になっていくので、
「何だかなぁ」とモチベーションが上がらなかったのを思い出します。
 
さて、総合優勝は内村航平選手でした。
異次元、別次元でしたね。
完全に別格な選手です。
 
豪快な技を繰り出す選手は他にもいましたが、安定感がまるで違います。
着地を決める2テンポ前の段階で、すでに着地体制に入っています。
 
そんな中で各選手が繰り出す技を見ていて、治療家的に気になったことがいくつもありました。
 
鉄棒の離れ技においては
「神経根の引き抜き損傷」や「SLAP(スラップ)損傷」
 
体幹を屈曲したり、着地時の衝撃による
「腰椎椎間板ヘルニア」
 
平行棒の「モリスエ(棒上2回宙返り)」後の
上腕の「正中神経損傷」
 
などなどです。
 
世界選手権に出場するレベルの選手なら、このような心配はいらないのでしょうが、
思わず顔をしかめて、ヒヤヒヤハラハラしながら見ていました。
 
技が複雑・豪快になったが故の現象なのでしょう。
 

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