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乳酸は疲労物質ではない?

「疲れたらwobbly乳酸がたまります」

「乳酸は疲労物質wobblyだからね~」

「乳酸を流しましょうsign03

「乳酸がたまってるから肩こってるんだよ~」

「乳酸がたまってるから足が重いなあ」

 

よく耳earにしませんか?

 

これらは全部間違っています。

まだそういう事を言っている書籍memo・雑誌memo・メディアtv・講師shadow(と称する人)がいます。

 

いつも心の中で(おいおい・・・)と言ってしまいます。

 

というと言い過ぎかな。。。誤解があります。

 

確かに、

無酸素運動(全力疾走など)を行なうと、

糖を燃料として燃焼(=代謝)した結果、乳酸が生まれます。

 

なので、、、
 

・運動をすると乳酸がたまる=疲れている


という図式が生まれ、

 

・乳酸が筋肉にたまるから疲れる=乳酸は疲労物質
 

と言われるようになってしまったのです。


「乳酸は除去すべき物質」

約100年 この考え方が定着していました。


 

が、近年の研究で、

 

無酸素運動から有酸素運動に代わる際、

乳酸がエネルギーとして使われる事がわかってきたのです。

 

乳酸は悪者ではなく、むしろ必要なエネルギー源なのです。

 

必要なエネルギー源なのだけど、

エネルギー源として使われるには少々効率が悪いのが欠点のようです。

 

無酸素運動で乳酸が増えても疲労はおきません。

乳酸は「細胞の疲弊を保護する」働きがあり、

疲労回復のエネルギーとして利用されているものなのです。



繰り返しますが、、
疲労物質は乳酸ではなかった のです。

 

じゃあ、疲労物質の正体って何?

 

一説にはリン酸カルシウムという説があります。

 

じゃあ、疲労の原因は何?

 

・活性酸素によって細胞が傷つくことで疲労因子FFができる。

・疲労は疲労因子FFが体内に増加した状態

 

とかいろいろありますが、今回はここまで。

 

 

「乳酸は疲労物質ではない」

 

このことだけご理解していただければ幸いです。


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